甘く切ないモノ達
 
 

昨日書いた日記の「エイガセイカツ」の内容とかぶるんだけど、あえて書く。
ワタシが好きになるものには一定の法則がある。
特に音楽とかによく顕れるんだけど、テーマは「甘く切ないモノ」らしい。
苦しい恋などをしていて胸が締めつけられるような気持ち・・・そういうのがたまらなく好きらしい。
こういうカキモノをするときには必ず音楽をかけているのだが、私は好きな曲をエンドレスリピートで何度も何度もソラで歌えるようになるまで聴く。ここのところハマっている曲はリップスライムの「BLUE BE-BOP」 とサザンの「真夏の果実」だ。
リップスライムは最近好きになって「東京クラッシック」を100回以上は聴いてる。
「BLUE BE BOP」はPESのソロの所が好きで、その歌詞になると何かしていても手を止めて聴いてしまう。さすがに泣いてしまうって言う事はないけれども「ブルゥで切ない」曲だ。曲よりも歌詞に重きを置いているので好きなフレーズはバイクに乗ってるときも何回も歌っている。HIPHOPはカラオケで歌いにくい。でも歌うw

「真夏の果実」は特に私の涙腺をゆるませる。てか今も書きながら聴いてる。

涙が溢れる悲しい季節は 誰かに抱かれた夢をみる
泣きたい気持ちは言葉に出来ない 今夜も冷たい雨が降る
こらえきれなくて溜息ばかり 今もこの胸に夏は巡る

四六時中も好きといって 夢の中へつれていって
忘れられない Heart&Soul 声にならない
砂に書いた名前消して 波は何処へ帰るのか
通りすぎ行く Love&Roll 愛をそのままに・・・

マイナス100度の太陽みたいに身体を湿らす恋をして
眩暈がしそうな真夏の果実は今でも心に咲いている
遠く離れても黄昏時は 熱い面影が胸に迫る

四六時中も好きといって 夢の中へ連れていって
忘れられない Heart&Soul 夜が待てない
砂に書いた名前消して 波は何処へ帰るのか
通りすぎ行く Love&Roll 愛をそのままに・・・

こんな夜は涙見せずに また逢えると言って欲しい
忘れられない Heart&Soul 涙の果実よ

ワタシがとても大好きだったモノカキの人がこの曲を好きでフレーズは知っていたけどちゃんと最後まで聴いたことがなかった。最近になって初めて聞いたんだけど、いやぁ泣いた泣いた。桑田圭佑の声はいいなあ。
特に「こんな夜は涙見せずにまた逢えると言って欲しい」のところはもーダメですね。
手が届きそうなのに届かないとか、過ぎ去ってしまった恋をある日ふと思い出してその人を想うとか・・そういうのが好き。

「TUNAMI」やスピッツの「ホタル」、globeの「sweet heart」・・・ワタシが泣いてしまう曲はどれも昔の恋を想うものや先行きを危ぶむような恋愛モノばかりだ。
それはワタシがしんどい恋をしていたときに有線とかでよくかかっていたモノが多い。
「冬の夜の匂い」のようにその曲が聞こえてくると、いつもその時々の情景が蘇ってくる。伝えたくても伝えられなかったこととか、してあげたかったこととか・・・たとえとんでもない悔しい別れ方をしても必ず何年か後に思い出す。そしてその曲の甘い旋律と共にワタシの中を流れていって、つらくて悲しかったことも許してしまう。
こういう気持ちを浄化してくれるような曲はたくさんあればあるほどいい。

最近「even if」が新たに加わった。何年もたってまた思い出しては泣くんだと思う。

 
 
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